サイバーセキュリティ

クロスサイトリクエストフォージェリ (CSRF) 図解サイバーセキュリティ用語

投稿日:

攻撃者はまず脆弱性のある正規のWebサイトを探して、そこに悪意のあるLinkを埋め込みます。一般ユーザが偶然その正規Webサイトにアクセスし悪意のあるLinkをクリックすると悪意のあるWebサイトにリダイレクトします(攻撃者がiframeを利用している場合は、正規Webサイトのコンテンツにアクセスしているようで、実はすでに悪意のあるWebサイトにアクセスしている場合もある)。

リダイレクトされた悪意のあるWebサイトで攻撃用ソフトがユーザのPC(もしくはブラウザのプラグイン)にダウンロードされます。そして、そのPCからターゲットのサーバに対して不正な書き込みやアクセスが実行されてしまうのです。もちろん一般ユーザは何もしていませんが、ある意味攻撃者と思われてしまう場合もあります。攻撃者から見れば直接ターゲットに攻撃していませんので、捕まるリスクも低いのです。

広告

広告

-サイバーセキュリティ

関連記事

no image

NDRスパム

NDRとはNon Delivery Receiptの略で「配信不能レポート」の事です。メールを送信して、宛先が存在しなかった場合などに送信者に「送信できませんでした」というような旨のNDRが送付されま …

no image

図解:共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式

共通鍵暗号方式は、暗号化する鍵と復号する鍵に同じ鍵を使います。つまり、データを暗号化するユーザと暗号化したデータを受け取って復号するユーザは同じ共通鍵を持っている必要があります。 共通鍵暗号方式は1対 …

no image

JPCERT: Webサイト改ざんに関する注意喚起