サイバーセキュリティ

クロスサイトリクエストフォージェリ (CSRF) 図解サイバーセキュリティ用語

投稿日:

攻撃者はまず脆弱性のある正規のWebサイトを探して、そこに悪意のあるLinkを埋め込みます。一般ユーザが偶然その正規Webサイトにアクセスし悪意のあるLinkをクリックすると悪意のあるWebサイトにリダイレクトします(攻撃者がiframeを利用している場合は、正規Webサイトのコンテンツにアクセスしているようで、実はすでに悪意のあるWebサイトにアクセスしている場合もある)。

リダイレクトされた悪意のあるWebサイトで攻撃用ソフトがユーザのPC(もしくはブラウザのプラグイン)にダウンロードされます。そして、そのPCからターゲットのサーバに対して不正な書き込みやアクセスが実行されてしまうのです。もちろん一般ユーザは何もしていませんが、ある意味攻撃者と思われてしまう場合もあります。攻撃者から見れば直接ターゲットに攻撃していませんので、捕まるリスクも低いのです。

広告

広告

-サイバーセキュリティ

関連記事

no image

Cisco CCNA Cyber Ops サイバーセキュリティの新しい資格

Ciscoがサイバーセキュリティ向けの新しい資格の提供を始めました。その名もCCNA Cyber Opsです。CCNA Cyber OpsはSOC(セキュリティオペレーションセンター)でサイバーセキュ …

no image

net commandの使い方メモ

Windowsのnetコマンドは基本中の基本で、例えばnet userなど頻繁に利用されています。このnetコマンドは以外にもCTF (Capture The Flag)やハッキングなどでも利用される …

異常検知 シグネチャ検知とアノマリー検知 図解サイバーセキュリティ用語

マカフィーやシマンテックなどのウィルス対策ソフトやSourceFireなどのIDS/IPS製品では異常検知を行う事によって、不正なトラフィックや悪意のあるコマンドを検知しています。異常検知には主にシグ …

no image

脅威・脆弱性・情報資産そしてリスク

リスク分析を行う際によるあるのが、リスクと脅威・脆弱性をごっちゃ混ぜにして考えてしまい、それぞれの定義を勘違いしてしまうことです。ここでは、リスクとは何か?そしてリスクを構成する要因(脅威・脆弱性・情 …

no image

ハッカー集団Anonymous、「3月31日にインターネットをダウン」と予告

またまた興味深いニュースがありましたね。ハッカー集団Anonymousが3月31日にDNSルートサーバをDDoS攻撃してインターネットをダウンさせる、という予告をしたそうです。 専門家は「DNSサーバ …

広告

転職