SQL辞典

【SQL変換関数】COALESCE – NULL値でない最初の引数を返す(Oracle、SQL Server)

投稿日:2009年8月31日 更新日:

COALESCE関数は複数の引数を持ち、その引数を最初から評価して最初にNULL値でない引数を返します。難しそうですが、例を見ると使い方が簡単な関数だという事がわかります。COALESCE関数はOracleやSQL Serverで利用できます。

構文:

COALESCE(a, b, c, …)

引数a, b, c…を最初から評価し、最初にNULL値でない引数を返す。また、全ての引数の型は同じである必要がある。

使用例:最初にNULLでない値を返す

SELECT a, b, c COALESCE(a, b, c) FROM tbTestTable;

a    b    c    COALESCE(a, b, c)
———————————————————-
(null)  violin  cello  violin
piano  violin  cello  piano
(null)  (null)  viola  viola

SQLコマンド辞典に戻る

広告

広告

-SQL辞典


comment

関連記事

no image

【SQL文字列関数】UNICODE – 文字をユニコードに変換する(SQL Server)

SQL ServerではUNICODE関数を使って、文字をユニコードに変換できます。 文法: UNICODE(word) wordに指定した文字のユニコードを返す。wordに2文字以上の文字列を指定し …

no image

【SQL算術関数】SQUARE – 値を2乗する(SQL Server)

SQL Serverで、値を2乗するにはSQUARE関数を使います。 文法: SQUARE(value) valueの値を2乗する。 使用例:ポイントを2乗する。 SELECT point, SQUA …

no image

【SQL集計関数】SUM関数 – 合計値を求める(Oracle、SQL Server)

OracleやSQL Serverなどで列の合計値を求めるにはSUM関数を使います。集計関数の中でSUM関数が一番良く使われる関数です。引数にDISTINCTを修飾すると重複を除いた合計を求める事がで …

no image

【SQL文字列関数】CONCAT関数 – 文字列を結合する(Oracle)

OracleではCONCAT関数を使用して文字列を結合することができます。 文法: CONCAT( a, b) 文字列aと文字列bを結合する 使用例:姓列と名列を結合する SELECT surname …

no image

【SQL文字列関数】STUFF – 部分的な文字の置換(SQL Server)

SQL Serverで文字列の部分的な置換を行う場合はSTUFF関数を使用します。 文法: STUFF(a, b, c, d) aで指定した文字列のb番目からc文字分の文字をdと入れ替える。 使用例: …

広告

転職