SQL辞典

【SQL変換関数】DECODE – 値を変換する(Oracle)

投稿日:2009年9月5日 更新日:

OracleではDECODE関数を使って、値を変換する事ができます。使い方はCASE命令と似ています。CASE命令で書き換える事も可能です。

文法:

DECODE( x, target, new_value [ , target2, new_value2…..] [ , default] )

xで指定した値を評価し、それがtargetと等しい場合はnew_valueを返す。target2に等しい場合はnew_value2を返す。xの値がどの値とも一致しない場合はdefaultを返す。

使用例:result列が2の場合は’不合格’、1の場合は’合格’を返す。それ以外の場合は’集計中’を返す。

SELECT user, result, DECODE(result, 2, ‘不合格’, 1, ‘合格’, ‘集計中’) FROM tbExamTable;

user   result  DECODE(result, 2, ‘不合格’, 1, ‘合格’, ‘集計中’)
————————————————————————————-
Tom    1    合格
Jenny    0    集計中
Chris    2    不合格
Andrew   1    合格

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