SQL辞典

【SQL日付関数】DATEADD – 日付(日時)を加算する(SQL Server)

投稿日:2009年9月7日 更新日:

SQL ServerではDATEADD関数を使って、日付型の値に日時を加算する事ができます。

構文:

DATEADD(element, value, target)

targetにvalueで指定した値を加算する。elementにvalueの日付要素を記述する。日付要素は以下のようなものがある。
year(yy or yyyy) : 年
quarter(qq or q) : 四半期
month(mm or m) : 月
dayofyear(dy or y) : 年始からの日数
day(dd, d) : 日
week(wk, w) : 週
weekday(dw) : 曜日
hour(hh) : 時
minute(mi or n) : 分
second(ss) : 秒
millisecond(ms, s) : ミリ秒

使用例:birthday列の値の20日後の日付を求める。

SELECT birthday, DATEADD(day, 20, birthday) FROM tbEmpTable;

birthday               DATEADD(day, 20, birthday)
————————————————————
1970-08-01 00:00:00.000    1970-08-21 00:00:00.000

使用例:birthday列の値に14時間を加算する。

SELECT birthday, DATEADD(hour, 14, birthday) FROM tbEmpTable;

birthday               DATEADD(hour, 14, birthday)
———————————————————–
1970-08-01 00:00:00.000    1970-08-01 14:00:00.000

使用例:birthday列の値に2週間分の日付を加算する。

SELECT birthday, DATEADD(week, 2, birthday) FROM tbTestTable;

birthday              DATEADD(week, 2, birthday)
———————————————————-
1970-08-01 14:00:00.000    1970-08-15 14:00:00.000

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